あのキャラは何だ! 窓に! 窓に!

「フロム・ヘル」で沈んだ気分をムーアのバカコミック「トップ10」とバカ小説「ニャル子さん」3巻で中和する。
「トップ10」はムーアらしく元ネタ改変ヒーローがどうにも救い難い奴にされてしまっているが、それ以外はパロディが山ほど詰め込まれた基本お笑いの警察ドタバタアクション。
最近のやつだと「ホット・ファズ」がこのノリに近いかもしれない。
コマの隅から隅まで探したくなって、結局これほど読むのに時間が掛かるコミックもそうそうないかもしれない。堂々とパロディをブチかましてるページもあるが。
日本版解説に載ってないロック方面のネタを2つ見つけたぞ!

ところで「パロディネタ盛り」という点では「ニャル子さん」と同じ方針か。日本のだと「太臓」とかパロディが主目的のマンガがいくつかあったが、外国コミックでは珍しい。
唯一やはりムーアの「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」がネタ盛りだったが、こちらは割とマジなストーリーなのでパロディというよりは小ネタだったし。
ある意味これも「ウォッチメン」同様、コミックでしか表現できない作法か? そう考えると、さっすがムーア!俺たちに(以下略)

さて「ニャル子さん」はまたも変わらずパロディとボケ突っ込みを取ったら残りはおバカな事件の顛末が数ページ分残るのみなんじゃないかという期待通りの内容。
しかしこうも続けて刊行されるということはパロディギャグ小説というのもけっこう需要があるもんだということか。
当サイトが勝手に作った解説ページにもポチポチと追加情報が寄せられてます。感謝。
Яaiくーん、ガンダムネタを解説してくれんかねー。

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そいつと話ししてるんだぜ

みずず書房のことはよく知らないが一部で話題になったらしいコミック版「フロム・ヘル」。
届いて厚さにたまげたが、モノクロだとかくも安いものか。
映画は見ていたが、原作のこっちは180度反対で主役はジャック(の正体の人、第4章でもうバレる)、警部はワキ役。
今回はムーア自身が解説をつけているので翻訳は楽だったか? ムーアはリサーチ魔であったのだ。
この犯人像は数あるジャックの正体説の全てに矛盾しないものだという。おいおいマジかよ。映画とこの本を見た限りでは、一番正体として信憑性が高そうなのはDVDに入っていた解説のだったが。
一番すごいのはラストでジャックの精神が「世界の中心で愛を叫んだけもの」よろしく時空を超えて古今東西の殺人犯のインスピレーションになってしまうところ。
ともあれ、寒い夜には読まない方がいい本だ。

恐ろしいッ!? 恐ろしいだって?
バカ言うんじゃあないよ! だって君はさっきから・・・

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イン・ア・サイレント・ウェイ

ヤマーダ電機でノイズキャンセルヘッドホンを3000円で発見。さっそく仙台遠征に使ってみる。
ノイズカットは70%だそうだが、確かに電源を点けてみると周囲がシイーンと。
電車のトンネルの中でもヨドバシカメラの中でもブライアン・イーノが聞こえるんだから大したもんだ。
欠点は電池をぶら下げなければならないので重いこと。
ポータブルオーディオのどれかノイズキャンセルを標準装備にして、本体電源を使うようにしてくれんかね?

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オールウェイズ・オン・マイ・マインド

何とはなしに或る映画のシ-ンがチラリホラリと脳裏をよぎり、そしたら数日後に吉祥寺の新星堂閉店叩き売りでその映画のDVDを半額で手に入れた。
「プレスリーVSミイラ男」と「裸のランチ」だ。
(何でこんな映画が日ごろ頭に浮かんだのかは追求しないように)
さらになんと、「プレスリーVSミイラ男」のほうは昨日原作の邦訳本が出たではないか。
これは「運命」が俺を押し上げてくれているのかッ!?

「プレスリーVSミイラ男」は設定のあまりのバカさと、「モンスター・ドライブイン」の作者ということで喜んで渋谷のレイトショーに行った。
その後TVから黙殺され見直す機会が無かったが、時間が経つと場合によってはいい事もあるもんだな。

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マジカル・ミステリー・ツアー

P1010598 連休は東京へ戻ってレコード屋廻りの他、箱根の美術館へ行ってきた。カメラ持って行くのは初めてだしな。
ガラスの森の←製作者は、絶対にラブクラフトのファンだと思う。

2歳ちょっとの甥は俺の教育により「ごーとーでーえむしー」を暗唱するようになったそうだ。よしよし。メタルヘッズへの道を踏み出したな。母親のフヌけたCDなど聴くでないぞ。

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月に吠える

原作ファンにとってはめでたさも突っ込み所も満載の「ウルヴァリン」、デッドプールがマジ過ぎるとか、ホワトクイーンの能力が他人になってるとかいろいろあるけど。
まずはガンビット登場がめでたい。
「1」ではただの怪力バカだったセイバートゥースが因縁宿命の相手になったのもめでたい。
だが何よりめでたいのは、そう、コミックと解説本の日本語版が出たことだ!!
これに比べりゃ映画はただのボーナス・コンテンツみたいなもん。だから細かいことは気にしないで、ひたすら喜んで見に行きましょう。

そしてなおもめでたいことに、「30デイズ・ナイト」が山形でも見られる! 2ヶ月遅れだけど!

それに比べてどうにもフツーの映画だったのが「TAJOMARU」。
中野裕行久々の新作! しかも時代劇! と喜んで行ったが、「サムライ・フィクション」のときのハイセンスはもう見られないのか・・・
どうにもスベり放題だった「赤影」よりはましだが。
一人ワイルドで(いい意味で)三船に似てた松方弘樹が魅力的。

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A Change Is Gonna Come

選挙前日にオリバー・ストーンの「ブッシュ」を見に行く。
多くの観客が期待してたであろう「靴投げ事件」や「インチキ選挙事件」場面の再現はなし。
それはさておき、役者陣は皆よく似てる!
映画のブッシュは無能ではあるが悪人ではなく描かれている。きっとストーンの狙いはブッシュをけなせばそれで済むわけではない、ということだろう。
こんな奴を大統領に選んだのは誰だ、と。

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シカゴ・バウンド

前回触れた「キャデラック・レコード」だが、これはだいぶ気に入った。チェス・レコードの歴史が俯瞰できていいかな・・・ぐらいに思っていたが、改めてこのレーベルと所属アーティストがどれだけロック史にとって大きな存在なのかを思い知らされた。
このレーベルの歴史はロックの創生記そのものなのだ。
チャック・ベリー、ストーンズ、クラプトン、ツェッペリンを知らないロックファンがおるか? いなアァ~~い!
そしてロックのオリジネイターであるチャックを世に出したのがチェスであり、ブルースを世に広めたのがチェスなのである。ストーンズ、クラプトン、ツェッペリンはマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフのフォロワーなのだ!

とはいっても半世紀前のこと、ブルースに詳しくない人にとっては「オリジナルなのは知ってるけどサァ」ぐらいで、実際に曲を聞いたことはない人も多いだろう。
自分も劇中使用曲の7割ぐらいは聞いたことなかったし、チャックが所属してたことも知らなかった。その点でシカゴ・ブルースとロック黎明期の有名曲が大方聴けるのは便利である。
曲は俳優の吹き替えなのがチョイ残念だが、考えてみれば当時の録音をそのまま流したんじゃ音質が違和感丸出しになってしまうのでこれは仕方なし。吹き替えの歌も結構上手いので大丈夫。
それでもオリジナル曲がまとめて聴ければいいのに・・・と思ってたら、ちゃんとユニバーサルからコンピが出ていた。自分はサントラよりこっちを買うことを決意。
使用曲が馴染み深かったということで、同じレーベルを描いた「24アワー・パーティ・ピープル」や「ドリームガールズ」より嬉しい映画だった。
ただ総指揮でもあるビヨンセの歌のシーンだけミョーに長いのが気になるがね。

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トレインスポッティング

P1010545_2夏休みに実家に戻って甥の這い寄る混沌(2歳)のほっぺたを愛でる。サーチ&デストロイの対象はアンパンマンからプラレールに移ったらしく、「Lean Into It」のジャケ再現を繰り返していた。
「ごーとーでーえむしー」はわりと近く発音できるようになったがメロイック・サインはまだ無理なようだ。

都内中古レコード屋巡りをしたが、レコファンもHMVも減ってしまった。近所の知ってた店もだいぶいろいろ無くなっておった。
その代わり家の近くの用水路横にウォシャレな通路が出現していた。見せるほどじゃないが一応撮っておいたので、次のCGにしなければ。
イエスの新紙ジャケは中古品どころか新品もあっという間に姿を消していたが、その代わりなぜかジョン・アンダーソンの未開封品がやたらと見つかった。期せずして「キャデラック・レコード」の公開日にも当たったので見に行ったが、その前にハウリン・ウルフが手に入ったり。
初めて「ジャケ買い」というのもした。ギーガーが描いたマグマ「ATTAHK」だ!

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「13日の金曜日の殺人鬼は?」

今日は映画1000円の日、他に目ぼしいやつは全部見たし、せっかく山形にも住んでることだし、ていうか山形人以外誰が見るかこんなの・・・と「山形スクリーム」を見に行く。
果たして竹中直人はどの程度バカをやってくれるんだろう・・・と期待したら、お下品内輪ギャグギリギリのところで踏みとどまって、すこーし真面目なところも入れてみた感じか。
「キャプテン・スーパーマーケット」と「マーズ・アタック!」を足してちょっぴりロメロに戻したというか。
映画ファンはなぜかしつこく繰り返される「サラバンド」と共にわかりやすく登場するパロディネタをチェックされたし。
あと、県民暦1年3ヶ月の立場から付け加えると、

山形はだいたいあんなところです。

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