土曜日の本

土曜は山梨の美術館に行き、シュールレアリズム展を堪能する。これはクリムゾンのジャケのルーツ、あっちは諸星大二郎・・・といろんな元ネタを勝手に脳内リンクさせて楽しむ。
通常展示もついでに回って、超リアルな絵に驚嘆。中学生ぐらいの時と何年か前の2回見ているはずだが、この衝撃から未だに立ち直れずCGなんか描いてるのかもしれない。
3回目は大人になってるので、通常展と特別展のカタログを大人買い。

翌日は「ゾディアック」(一言、「セブン」の再来は期待しないほうがいい)の帰りに「草薙Ⅱ」を見かけ、「Ⅰ」はいまいち足りないかなあと思ってたテーマがまさにこれ。結局その場で2冊とも買ってく。
帰って出展元をチェックすると、一つも作品は見てないんだがね。

で今日は頼んでたストーム・トーガソンのジャケ写真集「Taken By Storm」が届く。おおあのジャケが! と喜んだところで今日は終了。
そんなこんなでまたもや大盤本コーナーが圧迫されていった。

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暗黒の世界

クリムゾンのライブ版は結局「USA」の中古未開品と「B'Boom」(発音はなんてするんだろう)の中古版を買う。「アースバウンド」は好きなメンバーもいないし、音質が激悪らしいし、いいや。

メタル・クリムゾンを聴いていてふとラブクラフトのコズミック・ホラーを思い出した。コズミック・ホラーは宇宙における人間や地球の矮小さと、星を飲み込むほどの途方もなく強大な力の存在を認識してしまうことにある。
「太陽と戦慄」「スラック」の凶暴なヘヴィ・サウンドはまさに地球外からの巨大な這い寄る混沌のように聞こえた。

そして宇宙にもう一つあるのがあまりにも広大な虚無である。探索するべき世界のあまりの広さに自らの存在の小ささに慄き、その世界に足を踏み入れる恐怖を歌ったのがドアーズ。演奏の音の少なさがさらに空間の虚無を連想させる。

こうして考えると「太陽と戦慄」はアザトースが惑星を蹂躙するようにも聞こえるし、「音楽が終わったら」は人類終末後に旧支配者が闊歩するようにもに聞こえてくる。
もしかしたらキング・クリムゾンとドアーズはラブクラフトが書き続けたコズミック・ホラーを追求していたのかもしれない。

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巨匠と下僕

ギーガーのTASCHENの画集は前に出た「WWW.GIGER.COM」の16ページ追加版。
ジュンク堂で\2000だったけど、前のはちゃんとあるし、何よりスキーエイリアンの銀箔表紙は絶対に前のほうがいい。よって今回はスルー。
ひょっとしたら日本語版が出るかも、とちょっぴり期待も込めて。

が、秋葉原で「スピーシーズ」DVDがギーガーの出演映像付きで\2000。20秒ほど悩んで買い。
大した映画じゃなかったけど、それはわかっていたんだ・・・しかしよォー ひょっとしたらギーガーの貴重映像かもしれないと思ったら・・・ 万が一にも!傑作だっつー可能性があるのなら! その「特典」を買いに行かずにいかねえわけにはいかねえだろう・・・!

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